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米雇用統計から今後の商品市場を占う
先週末、1月の雇用統計が発表されたのですが、非農業部門就業
者数が1万7,000人の減少することとなりました。
事前予想では7万人増加するとされていたのですが、ここまで落ち
込むとは正直思っていなかったので驚きました。
ちなみに米国の雇用がマイナスとなるのは2003年以来のことです。
これまで米国での雇用を支えてきたサービス部門に異変が起きて
いるようで、事実、雇用が作り出される勢いが大きく鈍ってます。
こうした発表を受けて米景気がリセッションとなる懸念がより強まっ
ていることが露呈される結果となりました。
一方、市場でも今回の雇用統計に関しては、弱い内容であること
をカバーすることが出来ないほど落ち込んでいるため、米国が本
格的にリセッションに向かっていると受け止められております。
通常であれば、こうした状態が6ヶ月程度継続するとリセッション
入りしたと捉えられるので、今現在リセッション入りの確率は50%
〜60%の間であると思っております。
こうしたことから今後発表される、今年第1・四半期の国内総生産
(GDP)は、1%前後のマイナス成長に可能性が高いと思います。
また、3月のFOMCでは、再度0.5%程度の大幅な追加利下げが
実施される可能性が高まっております。
緊急景気対策が今後迅速に実施されたとしてもその効果が表れ
るのは6ヶ月程度は最低でもかかると思います。
ですので、早くて、第2・四半期に景気が回復するかどうかといっ
たところなので、成長率鈍化は回避できそうにないと思います。
こうなると、3月後半から4月にかけて再度、米国株式市場を中心
に乱高下する展開が予想され、その際、これまで通り商品市場に
多額の資金がシフトされるのか注目したいところです。
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